話し方で好かれる人の特徴ー東海・名古屋の司会・バイリンガルMC 「引き寄せトーク」 ANDSTORYー

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こんにちは。

愛知の司会・バイリンガルMC

ANDSTORY

五艘英里です。

このタイトル。

きっと「間」とか「表情」

とか書いてあるのかな?

と思って本文に来てくださった方。

はい。

それもお伝えして参りたいのですが

その前に、一番大切な事から。

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目次

・好印象を持たれるために、一番大切なこと(緊張してしまう方は、ぜひお読みください)

・スピーチやプレゼンでの、自然な間の作り方

・話している時の目線の配り方

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好印象を持たれるために、一番大切なこと

結論からいうと

ズバリ、自然体である事です。

 

案外大切に思えていない人って多いなぁと思うのです。

例え、話し方のプロであっても!

どんなに正しい活舌と発声で

堂々と話していたとしても

「いかにも意識してございます!!」

という話し方をされると、私はすごく怖いです。

 

 

美しい言葉遣いは重要だと思います。

それは、自らの品格のために。

 

だけど時に

正しいよりも、感情が「伝わる」事の方が重要で

「伝わる」って、ある程度の熱量を必要とします。

 

この言葉の言い回しは正しいか?

これは、自然にできるまで鍛錬を積むだけの事であって

 

体が緊張するまで力を込めることほど

聞く人にとって無駄な事はありません。

 

例えば司会者が

言葉を駆使して伝えるゲームの楽しさより

参加したお子様の「やったぁ!!」の方が

数百倍も「伝わる」

もちろん

「とんでもありません」ではなく「とんでもないことです」

ビールに「お」はつけない。

 

など、社会人としての言葉遣いは知っているべきですが

 

正しい言葉遣いでも

どこか慇懃無礼な印象を与える人。

 

一方で、例え間違った言葉遣いでも

聞く人を笑わせることができる人

涙を誘える人

どちらを「話し上手」と呼ぶか、もはや明確です。

 

どんな時、人が泣き、笑うのかといえば

それは話し手が、正直に語った時。

 

時々、異業種交流会なんかにお邪魔させていただく事があります。

事業主さん、営業マンさん、社長さん。

「皆さん、話し慣れていらっしゃるなぁ」

「おお、見事な自己紹介」

と、参考にさせていただく事もたくさんありますし

「自分以外の何者かになろうとして話してる」が故に緊張しがちな方もお見受けします。

 

司会としてたくさんのスピーチに立ち会いますが

震えるほど緊張してしまう方は

みなさん、真面目で責任感の強い方。

「こうあらねば」

「こうあるべき」

と、矢印が自分に向いている。

 

また、本人は堂々と話している(ように見える)けど

聞いていて妙な違和感を覚えるのは

独自に作り出した話し方の「クセ」に、本人が依存しているから

という場合もあります。

 

等身大である事の意味って

別に「無」になろうだとか

そんなにハードルの高い事ではなくて

 

自分がどう見られるかに気を回す余裕さえないほど

今、何が求められているかに集中している

 

って事です。

矢印が自分ではなく

相手に向いている状態。

矢印が自分に向いているうちは、緊張から解放される事はまずありません。

どんなに堂々と「見られるように」話したところで

その緊張は必ず相手に伝わります。

 

自分がどう見られるかに気を回す余裕さえないほど

今、何が求められているかに集中している

 

大事なので二回言いました。

これを意識するだけで、パブリックスピーキングは一気に楽になります。

 

人間って、自然の一部だから

自然なものが好き。

逆に、不自然なものに対しては、警戒心を抱かずにはいられない。

この事を知っていることが、大切だと思うのです。

 

スピーチやプレゼンでの、自然な間の作り方

自然な間は、会話の間です。

多くの人を前にして話すパブリックスピーキングであっても

一番自然な状態は

まるで誰かと会話をしているようなトーンで話す事。

たとえばですが

司会の喋り出しの場合

「みなさま」(ん?)

「本日はようこそお越しくださいました」(来ましたよ。はるばる来ましたよ)

お待たせいたしました。

ただいまより、○○を始めて参ります。(お、始まるんだね)

という感じで(  )のリアクションのための「間」を持つイメージです。

「間」の具体的な長さは0.5秒~1秒程度。

ただ、秒数など意識しない状態を目指します。

(分かりやすいのがあったので貼っておきます)

この時、会場の全員に意識を向けるのか

それとも、たった一人に向けるのか

というご質問をいただいた事があります。

おすすめは、「たった一人」です。

 

会場の中のたった一人に

こっそり狙いを定め、ランダムにその狙いを変えていきます。

ラジオパーソナリティーの方であれば

たった一人を「想像」するかもしれません。

 

ビジネスでマーケティングをスタートするとき

一番最初に

ペルソナ設定※ターゲット層を、年齢や職業まで想像して特定し、たった一人まで絞る事。

をするように、特定の誰かに集中して伝える事で

結果としてより多くの人に届きやすくなります。

 

また、普段の会話の時に

自分ってこんな「間」で話しているなぁと

客観視してみる事も効果的。

笑顔を鏡の前で一度練習すると

堂々と微笑む事ができるように。

 

話している時の目線の配り方

悩んでいる方も多いので、少し具体的にお伝えします。

 

◎一対多数のスピーチやプレゼンの場合

自然な「間」をつくるために、たった一人に狙いを定めてみる事をおススメしましたが

その人だけを見つめていたら、間違いなく怖いです。

心理学の研究では、好意を持っていない者同士が

10秒以上目が合うと

お互いに敵対的な感情が芽生えるとも言われています。

 

後方左端から右端へ

前方左端から右端へ

Z型に目線を配りながら

そのZの位置を、適度にずらしていきます。

 

目線を配る事を忘れがちな

最前列の両端まで、目線を届けます。

話し手の目線がいつまでたっても自分に向けられず

集中力と興味があっという間に途切れた経験がある

という方もいらっしゃると思います。

 

逆に話し手は、目線を配る、たったそれだけで

聞き手の集中力を保つ事ができるのです。

 

◎一対一の会話の場合

相手とずっと目が合っていると、怖いです

たとえ恋人同士でさえ

ずっとは辛いと思います。

 

 

話し手は、全体の10

聞き手は30%程度の時間、相手の目を見つめるといいなんて言いますが

 

つまり1分間に、お互いに6秒目が合えばいいわけですから

目が合うと心地いい時間って

案外少ないんですね。

相手を見た時間の、倍の時間そらしておく。という感じです。

 

目を伏せたままでいたり

せわしなく視線を動かしたり

逆に一点だけを見つめていたりすると

相手に不安感を与えてしまうので

そのクセがある方は、気を付けます。

 

バチっと目線を合わせる必要もなく(怖い)

相手の眉間辺り

鼻の周り辺りから、徐々に目線を合わせていければ良いのではないでしょうか。

 

適度にルールを知り

選び取っていけばいいんだと思います。

 

相手に心地よさを贈れる状態を、共に目指しましょう。

そのためにまずは、何はともあれ

自らを満たします。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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